A20:株式公開を前提として、公開に足る株式数の確保、適正な会社の株主構成などを実現するために立案されるものです。 企業が発展を続け、企業規模も拡大し、社会的に認知され、収益状況も良好になってくると、経営者の視野に株式公開が入ってきます。株式公開には一定の基準があり、その基準をクリアしないと公開は不可能です。その基準のなかで最も重要なものが、一株当たりの利益額(税込み)と純資産の額です。会社としてはこれらの基準をクリアする一方、適切な株主構成を実現しなければなりません。
最も基本となるのは、公開を前提とした利益計画です。利益計画をベースに、一株当たりの利益額が基準をクリアできるように発行株式数を決める必要があります。加えて、経営権の安定を実現するために、公開直前の株主構成を想定する必要があります。
以上を総合的に検討するのが資本政策です。ただし、これは様々な要因が関連します。実際には専門家のアドバイスを受けながら、証券会社やベンチャーキャピタルの提案を検討することが適切な対応といえます。