1.制度の概要

 地域金融機関のリレーションシップバンキングの機能強化の動き等にも呼応し、技術力を有しているにもかかわらず、物的担保、人的担保が無いことから融資を受けることができない中小企業者や保有する技術力や成長性をアピールし、販売促進への活用や企業価値を向上させたい中小企業者に対して、技術力・将来性を評価した評価書を発行し、円滑な資金供給や企業価値アピールを支援します。

制度を利用できる対象者は?

 中小企業者※ 金融機関
 ※原則として県内に事業所を有し、保証協会の保証対象業種に属する中小企業者とします。

評価機関と連携して評価します

 (公財)ひょうご産業活性化センターが兵庫県からの補助事業とし、同センターが受付した案件の内容を検討し、的確な評価機関と連携して、中小企業者の技術に関する「技術・成長性評価報告書」を発行します。

1 評価を受けるメリット

(1)技術を正当に評価するための第一歩です

 【成長支援課】ひょうご中小企業技術評価制度[制度の概要1]
 ・借り手(中小企業者)、貸し手(金融機関)のどちらの側からも同制度の利用ができ、第三者機関による客観的な評価(正当な評価)を入手できます。
 ・中小企業者自身が本制度を申込みでき、保有する技術力・成長性を融資申込み等の際に能動的に利用できます。
 ・今まで十分に評価され難かった中小企業者の有する技術力を貸し手、借り手双方が、この制度を通じて、情報の非対称性を納得のいく形で情報を共有し、円滑な資金供給を支援することになります。
 (⇒新アクションプログラムの「企業の将来性や技術力を的確に評価するための取組みの強化」に対応できます) 

(2)金融検査マニュアルの検証ポイントの要求にかなっています

 「企業の技術力、販売力、経営者の資質やこれらを踏まえた成長性については、企業の成長・発展性を勘案する上で重要な要素であり、中小・零細企業等にも、技術力等に十分な潜在能力、競争力を有している先が多いと考えられ、検査においてもこうした点について着目する必要がある。」(金融検査マニュアル(中小企業融資編))

(3)要望にかなった評価視点になっています

・単なる技術のみの評価ではなく、技術力、販売力、事業力、サービス等の評価を含めた幅の広い技術力評価を行います。
・技術力評価の判断に当たっては、企業の技術力等が十分な潜在能力、競争力を有し、今後の事業の継続性および収益性の向上に大きく貢献する可能性を評価します。

2 評価プロセス

【成長支援課】ひょうご中小企業技術評価制度[制度の概要2]

(1)評価結果が出るまでの期間の目安と評価手法(評価手数料の振込時期、ヒアリングの時期等により目安の期間は変わります)

 標準評価型(基本) 1ヶ月程度: 原則として現地ヒアリングを実施
 オーダーメイド型 1ヶ月程度: オーダー内容により現地ヒアリングを実施

(2)評価手数料(申込者にご負担いただく金額です)

 標準評価型(基本)  67,000円
 (評価手数料10万円のうち33,000円は県補助により当センターが負担いたします)
 オーダーメイド型   134,000円
 (評価手数料20万円のうち66,000円は県補助により当センターが負担いたします)

3 評価の利用目的

 中小企業者が利用する場合
 ・中小企業者は、融資の申込みに際し、「技術・成長性評価報告書」を金融機関へ提出し、金融機関は、審査資料の一つとして「技術・成長性評価報告書」を活用し中小企業者へ円滑な資金供給を行う。
 ・自ら保有する技術力をアピールすることにより、販売促進への活用や企業価値の向上に利用する。

 金融機関が利用する場合
・金融機関は、中小企業者への融資の審査資料の一つとして「技術・成長性評価報告書」を活用し、資金供給を行う。
・リレーションシップバンキングで求められている顧客の適切な経営実態把握に利用する。

4 一味違う機能サービスのご提供

 必要に応じて、センターは評価を受けた中小企業者に対して、専門家派遣、技術支援、販路開拓等の「中小企業支援ネットひょうご」の支援策につなげていく。

5 連絡先

 公益財団法人ひょうご産業活性化センター 
 経営強化部 成長支援課
 Tel:078-291-8523